愛犬とドライブ。長距離移動で注意する点
こんにちは。2020年になりました。
父親が入院していることもあり帰省しても実家には母親しかいないため、いつもと雰囲気が違います。
今回は父親のお見舞いもありますが、両親の家を売る準備をするという目的もあります。我が家は千葉県なので実家のある秋田県までは600km以上あります。
妻と愛犬と一緒に車で移動しますが、愛犬は車が苦手です。そのためいろいろと気を遣います。今回は愛犬と長時間移動する時に注意する点について書いていきます。
愛犬が車に酔いやすい理由
愛犬を車に乗せると車酔いをしてしまうという話はよく聞きます。けれども大丈夫な犬もいます。犬が車酔いしてしまう原因はいろいろあるみたいです。
我が家の愛犬は車酔いまではいかないですが、国道や高速道路を走ると落ち着かなくなるため嫌いなようです。おそらく原因はスピードが上がると音が大きくなる?のが原因のようです。
車酔いする原因は他にもいろいろあるようです。
車酔いの原因は人間と同じ「三半規管」が刺激されること
犬の車酔いの原因も人間と同じで平衡感覚をつかさどる「三半規管」が車の揺れで刺激されるため起こるそうです。三半規管からの情報と視覚情報にズレが生じることで、平衡感覚がくるってしまうようです。
犬は人間よりも平衡感覚が優れているため車酔いしやすいのかもしれません。もちろん人間と同じく全ての犬が同じように平衡感覚がくるって車酔いが起きるわけではないです。
車に乗ると嫌いな場所に連れて行かれるという悪いイメージ
犬も学びます。いつも車に乗ると病院に連れて行かれたり、ペットホテルに連れて行かれて飼い主と会えなくなったり嫌なイメージばかりついてしまうと車に乗りたがらなくなったりする場合もあるようです。
マイナスな状態で無理やり車に乗せることは車酔いの原因となるということも理解した方がよいです。
乗る場所によって音や振動を受けやすい
車酔いの原因として音や振動があります。エンジン音やタイヤの音など耳が良い犬にとっては人間が感じるより大きい音に感じたりすることでしょう。
自家用車の場合は特に乗る場所も制限されているため、場所の変更も難しいため音や振動の対策が難しいということがあります。
外気や芳香剤のにおいも原因
鼻が良い犬にとっては車の芳香剤や外気(例えば排気ガスのにおい)などもストレスになる場合があります。人間がつける香水も含めて強めのにおいのものが犬にとってはストレスになるということも理解しておくと良いです。
愛犬との移動時に注意する点
愛犬と長時間の移動では注意する点がいくつかあります。我が家でも毎回注意して移動しています。
2時間に1度くらいは休憩をとる
高速道路で移動中は2時間に1度くらいパーキングで休憩をとります。もちろん愛犬のためです。最近はドッグランがついているパーキングもあり、そこを調べて休憩をとるようにしています。
トイレをしたり、水分補給をします。また愛犬は他の犬とのふれあいも大好きなのでドッグランで他の犬とコミュニケーションをとりリフレッシュさせてあげます。トイレの袋も忘れずに持っていきます。
移動中はクレートに
高速道路などの移動中はクレートを準備して中に毛布を入れてあげています。クレートは狭いため周囲の音を少しでも軽減されるのか高速道路を走る時は自分から入ります。
クレートは安全面を考えても準備した方がよいと思います。犬に直接シートベルトをするのは難しいですが、クレートにシートベルトをし、その中にいることでシートベルトをしていると同じくらい安全に車に乗ることができます。
毛布を入れているのは、愛犬が毛布に頭を突っ込んで自分なりに音を遮っていたり、アゴを載せてリラックスしたりするためです。またクレートにはタオルをかけて暗くしてあげています。周囲が気にならないようにです。
愛犬と一緒に車でお出掛けする場合に我が家はクレートを使っていますが、いろんなタイプのものがあります。
愛犬に合った物を選んであげてください。シートベルトで固定できるタイプのものやドライブボックスにベルトがついているタイプがおすすめです。
適度な食事
車酔いには空腹も満腹も良くないと言われているため、我が家でも出発前はご飯を与えすぎないようにしています。休憩時に少しおやつを与えながら水分を与えて移動します。
ドッグランや買い物に一緒に連れて行く
愛犬を車に乗せて移動するときは一緒に連れていきドッグランに行ったり、買い物も一緒に店舗内に入れるところを選んでいったりしています。
車に乗ると嫌いなところに連れて行かれるというような悪いイメージがないように注意しています。愛犬もドッグランの近くになると覚えているようで興奮しています。
買い物はアウトレットに行ったりホームセンターが増えました。犬と一緒に入れるお店は助かります。やはり車に置いて買い物をしていると気になるため落ち着いて買い物できません。
愛犬にとって良い車
愛犬にとってストレスのない車はどんな車なのかと考えてみると、やはり音が響かない車が良いのではと思います。我が家の車は軽自動車でしばらくスタットレスタイヤをはきっぱなしです。
スタットレスタイヤは雪の上を走る時はとても良いのですが、雪のない道路を走るときの音がものすごく大きく響きます。それが愛犬にとって良くないのがわかっているため近々車も買い替えの予定です。
高級車やハイブリットカーはエンジン音が静かなため犬にとってはストレスが少ない車なのではないかと思います。
高級車に関しては足回りがしっかりしているため、乗り心地が良いです。段差があってもそれほど車内に響かなかったりと高いだけあります。
また、3列シートの車は真ん中のシートに乗ると前輪や後輪から少し離れるため車酔いする確率は低くなるのではと思いました。
状況が許すなら、このような車にしてあげられたら良いですね。
愛犬と長距離移動について
愛犬と一緒に車で長距離移動する場合は、いろんなことを考える必要がありますが人間とそれほど変わらないのではないかと思います。
人間も長時間の運転で疲れがたまるので休憩をとることをすすめられてます。犬は人間より少し敏感なだけだと思います。
我が家の愛犬も高速移動中はクレートの中で静かに頑張っていますが、休憩となると嬉しそうにクレートから出てきます。パーキングに止まるとリフレッシュできるとわかっているためでしょうか。
少し苦しそうな時間帯もありますが、休憩を待っていてくれるためなるべく多めに休憩をとるようにしています。
また、家にいる時にもエアコンで温度調整をしっかりしていますが、車でも同様に車内が寒くないか暑すぎないかなど気にしています。
長時間移動をした後の愛犬は
毎回長時間の移動をした後はぐったりしているのかと思うとばあちゃんにあってしっぽを全開で振って喜んで、姉家族も集まってきて、めちゃくちゃ喜んでいました。
みんなに可愛がってもらいよかったです。今回の帰省では久々の雪の散歩もしてきました。足が冷たくなり戻ってから足湯しました。毛が多いので足に雪が絡まりやすいんです。トイプードルは。
今回も頑張って長時間移動しましたが長時間移動のストレスもそれほど感じさせないくらい元気に過ごしています。もしかしたらつらいのかもしれないのでしっかりと環境を整えたり、休憩をとったりしています。
まとめると愛犬と長時間移動するときは、以下の点に気をつけるとよいと思います。
- 犬が嫌な場所ばかりに連れていかない
- 車内のにおいや温度に気をつける
- クレートを使い振動や音に気をつける
- 休憩を多めにとる
- 食事は適度に
愛犬とお出掛けなどで長時間移動する場合は、ぜひ参考にしてみてください。