火災保険と地震保険のプランの作り方
最近災害が多いですね。火災保険料は上昇傾向にあります。
我が家の場合は2019年に11月に引き渡しなので、当日から加入することを考えるとそろそろ手続きしないといけません。
ハウスメーカーの保険部署から連絡がきたため、相談してみました。今回は火災保険についてどのようなプランを作ったら良いか考えていきたいと思います。
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我が家の地盤・土地の状況
今回は実際にプランを考えて見積りまでお願いしました。ちなみに我が家の土地の立地状況以下のような感じです。
- 過去に災害の被害がない場所
- 地盤調査の結果が良好(硬い土地)
- 近くに川や沼などがない
- 大雨が降っても我が家の土地より低い場所に流れる地形になっている。
今回は、生命保険などに加入している街の保険屋さんとハウスメーカーの保険の部署の方の両方に相談し意見を聞かせて頂きました。
火災保険料が高いので、何かを削らないと高くて払えません以下にそれぞれの火災保険加入のポイントを聞いてみたのでまとめてみました。
火災保険加入プラン。街の保険屋さんのおすすめは?
上記のように過去の災害の被害状況を考えたり、土地の状態を考えると、それほど保険料をかける必要がないのではと保険屋さんに相談しました。
街の保険屋さんは考えをまとめました
- 新築で建てて、住んだことがない場所の場合は特に最初に加入する火災保険はある程度のプランに加入しておいた方が良いと思う。
- 加入5年後に地震保険の更新がくるので、その時に不要なプランを外し保険料を下げたりする方が良いと思う。
- 近くに川や沼などがなく、地盤が良い場所だとしても、今後の水害に関しては過去の予想だけでは不安なため、水はけの悪かったりで大雨の影響で床下浸水などの可能性は十分にあるので、水災は入っておいた方がよいと思う。
- 保険料を下げたいなら「災害時諸費用」や「破損・汚損等」を外す方が良いのではないか。
街の保険屋さんの考えは、納得しました。たしかに過去の例からは学べないくらいの大雨と洪水被害が出ているため、水害を外すとかなりリスクが高くなると思いました。
「災害時諸費用」に関しては災害が起きた時に臨時でかかる費用に対して支払われる保険。ちょっとわかりにくいですが、例えば災害で家が火事になったため、ホテルに泊まった時の費用に対して支払われるようです。
宿泊代くらい自分で出すという考えなら入らなくても良いかと思います。
「破損・汚損等」に関しては、誤って何か壊してしまった場合などに支払われる保険。保険に入らなくても自分で直すという場合は入らなくても良いとのことなのでわたしは不要かと思いました。
火災保険加入プラン。ハウスメーカーの保険の部署の方のおすすめは?
ハウスメーカーの保険の部署の方の考えをまとめました
- ハウスメーカーのほとんどの社員は地震保険に加入していない。
- ハウスメーカーで提携している火災保険に入る方が団体割を使えるため安い。
地震大国日本です。大きめの地震も定期的にありますよね。そんな中で地震保険に入らないってすごいと思いました。
でも考えてみると耐震等級1以上あると、震度6,7で倒壊しないレベルです。
耐震等級2,3のお家が地震で倒壊するということは、おそらく周りのお家のほとんどが倒壊している状況でその辺りは住める場所ではなくなっているのではないかと思いました。
とりあえず、それはちょっと別な問題として、地震保険って全壊でも火災保険の額の半分しか出ないのです。例えば、1600万の建物に対して保険をかけていた場合、地震で全壊すると800万支払われるわけです。
800万では元の家は建て直せないわけです。それでも800万支払われたら、アパート借りたり次の生活の足しになると思いますが、厳しいですよね。
それが半壊だったら、400万になるわけです。400万で半壊の家を修理できるかというと難しいでしょうね。現在の家の性能を考えると耐震等級2,3の家が半壊するのも相当考えにくいですが。
家の性能について理解があるハウスメーカーの人たちが地震保険に入らないというのは説得力があると感じました。
火災保険・地震保険で保険料を安く抑えるポイントをまとめると
地盤が硬く地盤調査の結果が良好な場合に限られると思うのですが、施工に問題がない場合は地震保険に加入しないという選択肢もあるということです。
我が家の場合、計算してみたところ10年払いの火災保険料が10万円くらい安くなりました。
まだ、見積りの段階で決めてはいないのですが、あと1週間ほど悩んでみたいと思います。地震保険に入らないという選択はかなり勇気が必要ですね。
皆さんも参考にしてみてください。