火災保険加入プラン決定。悩んでいた水災、地震、家財は?
最近忙しかったため久々の更新になってしまいました。
家の引渡し10日前になり、いよいよかという感じです。本来ならウキウキするものだと思うのですが、どうも気分が乗らないといった感じです。
理由はやはり両親がガンになり数日前に父が再度入院にし母が落ち込んでいる様子をみていたからかもしれません。
そのような状況でも家の方の手続きなんかもどんどん進んでいきます。先日はついに火災保険を決めてきました。
今回は火災保険に関わることや災害に関わる話をしていきたいと思います。火災保険に関してはかなり最初の予定より削ってます。
Contents
火災保険の加入手続きについて
家を建てるか購入するとほとんどの人が火災保険に加入すると思うので、悩まれた方が多いと思います。
悩む理由としては、どこの保険会社にしたらよいのか。どのようなプランにしたらよいのか点が主だと思います。
どこの保険会社にしたらよいか
ここに関しては安い保険会社にするという方が多いと思います。火災保険の一括見積りをしてみるのも一つの方法ではあります。
自分でもいろいろ調べてみたり、保険の窓口のような場所に行き保険屋さんに相談してみたりしたのですが、一番安くなるパターンは自分が建てたハウスメーカーの団体割引を使い加入することかもしれません。
新築の場合、耐震等級割引があったり、新築割とかあると思うのですが、そのような割引は併用ができないため、耐震等級3の場合は50%割引とかになると思います。その割引率はどこの保険会社でも適用される割引です。
けれども団体割引については、その割引に加算されて割引される可能性が高いです。わたしのハウスメーカーの場合は12%割引になります。普通の割引 + 12%なので、いい感じに差がでるのではないかと思います。
ハウスメーカーの見積りと他の保険会社の金額で比べてみるのがよいかと思います。
火災保険のプランはどうするか
火災保険のプランは皆さんものすごく悩まれたのではないでしょうか?わたしもすごく悩んだのですが、結果から言うとかなり削りました。
水災
まず「水災」です。こちらは家の周辺に川や沼、海などもなく立地条件が良いため、被害の可能性が低いこと。
10年一括払いの場合、4、5万なので入っておいてもいいかなと思ったのですが、可能性が低いものに関してはすべて削るという方向で行くことにしました。
ハザードマップでも確認しましたが、被害の可能性が低い。これが水災を外した理由です。
破損
「破損」はうっかりテーブル移動している時にぶつけてこわしてしまったとか。そのくらいは自分でなんとかなると思ったため外しました。
家財
「家財」も外しました。我が家の高い家財は食器棚35万くらい?だったと思いますが、食洗機15万とかそのあたりが高い家財になります。
例えば、何か災害にあったとして家財が使えなくなったとしても、同じような高いものは買えないかもしれませんが、諦めます笑。安いもので我慢します。
結論はそれほど高い家財を持っていないので、壊れたら安いもので我慢できるというのが外した理由です。
地震保険
「地震保険」を外しました。今回かなり悩んで決めたのが地震保険です。日本は地震大国です。そんなに頻繁に地震が起きている国に住んでいて地震保険を外すというのは、かなり勇気がいります。
外した理由は、最近建てた家については地震に強いこと。自分の家が倒壊するような地震がきた場合は、地域一体とんでもないことになっていると思います。
さらに言うと、構造計算をしっかりとしてくれていること。耐震等級に関しては耐力壁をどのくらい以上使われているかなどの基準をクリアしていると耐震等級2とか3とかになります
構造計算書は、建物にかかる負荷(地震、台風などの荷重)を計算してあります。数だけの基準を満たしているというよりは、ちゃんと計算して基準を満たしているといった感じかもしれません。
そのような構造計算書も信頼したというのが大きな理由です。3階建てや鉄骨、鉄筋の家の場合は構造計算が必須だったと思います。
我が家の場合は木造の2階建て住宅で構造計算は必須ではないのですが、構造計算をしてくれています。
さらにハウスメーカーで働いている社員の多くの方も地震に入っていないという話をされていたため、納得してしまいました。
心配する人が多そうですが、5年後の更新時に地震保険を外す人も多いようなので最初から外すか5年後はずすかの違いかもしれません笑
地震保険に加入するとメリットというか、年末調整の時に保険料を所得控除できると言うメリットもありました。若干ですが税金やすくなりますね。
以下のツイートで少し説明しています。
ちなみに地震保険は所得控除の対象ですが、上限が5万くらいのはず。
これが課税所得から引かれるから実質は5万安くなるわけでなく年収にもよるけど、5、6千円くらいから1万くらい?
地震保険に5年で10万掛けるとして、1年あたり2万とすると所得控除して戻る金額は2~4千?
— マロン@副業の天才になるエンジニア (@customHomeNet) November 9, 2019
地震保険は最大で5年で更新する必要があるため、5年で10万支払っているとします。1年あたり2万円の所得控除になります。つまり所得控除2万円あった場合、年収にもより違いはありますが、1年あたり2〜4千円税金が少なくなりますという説明でした。
こちらの計算についてはざっくりとした計算ですが、ご自身で確認いただきたいです。間違っている場合にはご指摘ください。
地震保険を外して考えたこと
地震保険を外す時にいろいろと考えました。そもそも地震保険は建物半分の金額までしか保障されません。例えば1500万の家の場合は全損で750万。
最近の建物で全損することはかなり珍しい上に全損しても半分しか保険がおりないのです。750万で次の家が建てられるでしょうか?
もちろん、全損して保険がおりないよりは750万でもおりてくると助かります。その750万で倒壊した家を片付ける費用に使うこともできます。次の生活の足しにすることもできるかもしれません。
ただ、それで保険料が倍(正確には地震保険の場合は5年なので、倍以上です)になるので、ものすごく高いです。
どちらにしても地震で大きな被害を被ると、その後の生活はかなり厳しいものになるのだということがわかりました。今までいろんな地域で大きな地震があり被害を受けた方の厳しい状況がわかってきました。
地震保険を外して一番怖いこと
地震で倒壊する可能性が低いということで、外したわけですが一番怖いのは地震が原因で火事が起こることです。この場合は火災保険は適用されません。
自分の家が燃えなくても、隣の家が燃えてもらい火して燃えても隣の家から保険はもらえません。地震で火災が起きる。さらにもらい火する。この展開になるとかなり厳しくなります。
地震保険を外すということは、このあたりも考慮する必要があります。それでも地震保険を外した理由としては、我が家は建物の金額が低めで地震保険でおりてくる金額も低いため自分でためようと思いました。
地震の対策をする
地震が起きて保険も入っていない上に家財も倒れて全部壊れてしまっては、どのみち大変なため今回のことで自分でできる地震の対策はしっかりしようと思いました。
テレビ
リビングは安全面を考慮して、壁掛けテレビにしようと思います。寝室は壁寄せテレビスタンドという壁に寄せるタイプのテレビ台にする予定です。こちらも震度7の地震に耐えられるタイプなので安全かと思います。
関連記事の方でも書いていますが、賃貸の方にも人気の商品です。
食器棚
食器棚に関しては天井までの高さがあり、固定されるタイプなので倒れるということはないと思いますが、ガスがあるところなので物が落ちてきて火災が発生するなどないよう、収納などにも考慮しておきたいと思います。
棚
いろんなところに棚がついていると思いますが、地震で揺れると扉が開いて中の物が落ちてくるといったことがあります。我が家ではそのような扉のタイプは買わないようにしています。
よくWeb内覧会などでパントリーが紹介されますが、棚に物がのっているのを見ると地震の時はどうするのだろうと思ってしまいます。全部落ちてしまうのでは?
災害の被害にあうことを考えてみる
どれだけ保険に入っていても、災害の被害にあうと大変なのはかわらないです。保険に頼るのももちろんありですが、わたしの場合は自分で貯蓄する方を選びました。
老後2千万問題などありますが、被害を受けると2千万では足らないと思います。2千万といわず、5千万でも貯めていくくらいの気持ちが必要かと思います。
ただ、お金の心配ばかりしていてはつまらない人生になってしまいそうなので被害にあっても、いざという時にはなんとかなるくらいの気持ちでいる方が楽で楽しいですね。
被害を受けたとしても最小の被害に収めることができるように準備しておきます。
地震にあった場合まとめ
今回は我が家の火災保険の加入について加入状況を書いてきたわけですが、生命保険や団信、火災保険、地震保険などなどすべてにかけようとすると保険料が半端なく高くなるため、これからは保険に頼らずに生きていけるような計画立ててます。
家を建てるということは、賃貸に比べて責任も増すことは間違いないです。けれどもわたしの場合はその分、幸福度が増します。
ただ家を建てることが目的ではなく、家族と幸せに暮らすことが目的だと思っています。
何に幸せを感じるかは人それぞれなので、賃貸が良いという方もいると思います。よく賃貸と購入の比較をされている方がいますが、あれは無意味ではないかと思っています。
火災保険に関する考え方はわたし個人的な考えです。我が家の家やお金などの条件の中で自分なりに考えて出した答えなので、多くの方に当てはまるとは限りません。
その点も考慮の上、参考にしていただければと思います。
ツイッター上の方の意見を聞きました!
ブログを公開した後に他の方はどのようなプランで火災保険に加入しているのかお聞きしました。
クロセさん
クロセさんが言う通りです。保険も家と同じくらいその人の状況に合わせる必要がありますね。参考になります。返信ありがとうございます。
これから加入するとのことなので、悩まれてくださいm(_ _)m
自分はこれからだけどめっちゃ悩む
貯金でカバーできればそれが最適ではあるけど南海トラフを考えると地震保険はつけそう
控除額も地震保険は割と大きかった気がする https://t.co/vyBpWTUrCa— クロセ@アイ工務店 (@p5UEC7hM2hKQOlc) November 9, 2019
保険も家くらいその人に合わせたものを考える必要がありますね
地域、収入、家の値段などいろんな要素を考える必要がありますね
過去の経験も選択に影響しそうですね— クロセ@アイ工務店 (@p5UEC7hM2hKQOlc) November 9, 2019
ビビさん
地震保険外しはちょっと驚きましたが、そういう選択肢もあるんだなぁと思いました😊💡
地震に強い家だと全壊しにくくなるジレンマ(保険金が少なくなる)はあるなぁと薄々感じていましたが…😃
色々な選択肢があるということに気が付かせてくれるブログは素晴らしい(*´∀`*) https://t.co/8WRkQbksFA
— びび@住友林業の施主ブロガー (@bibi_koukai0) November 9, 2019
うちは10年で18万円弱のスミリンエンタープライズというハウスメーカー関連の火災保険会社で契約しました😃☀️
地震保険あり
水災なし
家財200万円
私も保険は必要最低限にとどめました😁https://t.co/MdFbUraG1j— びび@住友林業の施主ブロガー (@bibi_koukai0) November 9, 2019
火災保険に新築で加入する場合、最初から地震保険を外すという方は少ないと思います。(一戸建ての場合)。悩んだ末に出した結論だったので気づいてくれて感謝しますM(_ _)m
地震保険も加入、水災ははずして18万は安いですね。住友林業の場合、我が家より建物の金額が1000万以上高いため、保険料見る限りでは割引が大きいですね。詳しくは以下のページに詳しく書かれていました。
FUYUさん
立地と念のためで水災、地震、家財100万と地震火災特約で26万です💦
話少しそれますが、記事にある地震の対策に共感です🙌
実家が地震で半壊した時「家の中の物」がたくさん落ちて、結構労力とお金がかかってました😭— FUYU@引越し準備開始 (@FUYU57461135) November 9, 2019
すべて入っておくというのが一番安心できるのは間違いないですね。最初は自分も家財は外す予定でしたが、このくらいになる予定でした。保険なので安心を買うものなので全然ありだと思います。返信ありがとうございます。
るんばーさん
ヘーベルハウスオリジナル保険で契約
他社見積もりはSECOM、三井住友海上家財1000万、建物〇千万、水災込みです
保険料は1000万当たり6万円です。建物が3000万としたら24万円と計算してください
— るんばーwith共働き夫婦@ヘーベルハウス (@Roomba960) November 9, 2019
るんばーさんの家は見るからにうちの数倍の家財や建物なので、保険に入った方がいいですね笑。うちの計算に当てはめると建物1500万なので保険料が12万?地震、水災込みなら安いですね。参考になります。ありがとうございます。
ツイッターの方の意見を聞いて
地震保険に加入しないという点に関しては予想通りの反応でした。たしかにリスクはあります。
ただブログ内で記載していなかったため、ここで追記しておきますが我が家の建物は1,500万程度です。全壊で750万。半壊で400万弱。保険料の割には保障が足りないと感じたわけです。
建物が高い方たちは入っておいた方がよろしいかと思いました。自分が3000万の家を建てていたら入っていたと思います。
クロセさんが言っていた通り、建物の金額や土地の状況などで変わるということですね。久々の記事でしたがいろんな方の意見聞けてよかったです。
みなさんの意見も参考にしてみてください。