住宅ローンを失敗しないためFP(ファイナンシャルプランナー)に相談する

生活

人生の中で一番高額といわれる住宅の購入。

夢のマイホームを持つためとはいえ今後35年間続くローンを考えると不安になりますよね。

そのような不安を少しでも解消するためにファイナンシャルプランナー(FP)に相談するという方法があります。以下の記事でも少し紹介しています。ご覧になってください。

相談するといってもいくつかの疑問が出てきます。

疑問

  • ファイナンシャルプランナーに相談するとしてもどのFPに相談するべきかわからない。
  • ファイナンシャルプランナーに相談するといくらするの?
  • そもそもファイナンシャルプランナーに相談することは意味があるの?

こういった疑問に現在不動産システムを構築している僕が不動産業側から考えるFPとの向き合い方をお話していきたいと思います。

ファイナンシャルプランナーに相談するメリット、デメリット

メリット・デメリット

まず、あなたがもし今回住宅ローンを組むうえで、ご自身の中で将来設計をしっかり考えている。あるいはある程度の予測をしているからそこまで不安はないということであればそこまで今回の記事は必要ないかと思います。

ファイナンシャルプランナーに相談することで、以下のことを考え直すことができます。

MEMO
  1. あなたの収入と支出や今後かかるであろう資金計画をしっかりと考え直すこと。
  2. 自分にあった金利タイプは固定か変動かを考えること。
  3. 貯金や税制優遇措置の見直すこと。
  4. 最も最適な返済計画とそれに沿った住宅ローン選びのサポートをしてもらうこと。

あなた自身がもし今回検討している住宅に対し、ハウスメーカーの方や仲介業者さんから説明を受け、問題なくいけるであろうと思っているだけであれば、ぜひ一度ファイナンシャルプランナーに相談してみてください。

ファイナンシャルプランナーはお金のプロです。過去の経験や資金計画を見える化し、あなたの今後の人生をわかりやすくイメージしてくれます。

正直不動産業者としては買っていただくことが一番大事です。住宅に対するオススメはしますし、あなたをうまく説得することで気にいるように話すでしょう。

住宅に関してはそれでいいかもしれませんが、支払いに関しての発言はあくまでも素人であり前提は買ってもらうためということを忘れないでください

住宅ローンもなるべく金利の安い銀行を探すこと。新規でも借り換えでも一度で査定できるサイトを利用し最安の銀行にするだけで数百万かわったりするので、注意しましょう。相談する前に事前に審査して情報を収集しておくのも一つの方法です。

そのために一度第三者の目で客観的に見ていただき、助言をいただくことで見えなかった部分も再確認することができます。

しかしながらその結果あなた自身が考えている内容と相違ないということも少なからずあるかもしれません。しっかり考えていればいるほどそのような結果になる可能性があります。

また、しっかりとした助言をしていただくということはあなたの家庭環境や収入と支出、現在の貯蓄などもすべて把握しなければなりません。言い換えればあなたの個人情報を渡すとも言えます。

少し抵抗はあるかもしれませんが、信頼性があり(個人情報保護方針などしっかりしている)しっかりと実績のあるFPを選ぶ、相談することであなたの将来設計がより明確化するということを考えると、必ずや将来設計がラクに、また安心するものになるでしょう。

相談するべきファイナンシャルプランナー

FP相談

今回のケースですと相談するときに頭に浮かぶFPは大きく分けると4種類います。

POINT

  • 知り合いのファイナンシャルプランナー(FP)
  • FP資格保有の仲介業者やハウスメーカーもしくは紹介されるファイナンシャルプランナー(FP)
  • 取り扱いする銀行のFP資格保有者
  • 専門のファイナンシャルプランナー(FP)

ではこの数あるファイナンシャルプランナーの中でどこに相談するのがいいのでしょうか。

知り合いのファイナンシャルプランナー

もしお知り合いにFPがいるのであればその方でもいいでしょう。上記にありますが、あなた自身が信頼できる方であれば知り合いの方でもいいと思います。

知り合いであればなおさらあなたに失敗をしてほしくはないでしょうし、しっかりした助言をしていただけるでしょう。しかしながら知り合いならなおさらですが、あなたの家計や貯蓄などを見られるのは少し抵抗があるという人もいるかもしれません。

あくまでも信頼における方であり、しっかりと第三者の目で判断をしてもらうことのできる、そしてある程度の距離感のあるファイナンシャルプランナー(FP)の方でしたらオススメかと思います。

FP資格保有の仲介業者やハウスメーカーもしくは紹介されるファイナンシャルプランナー(FP)

不動産業者にはFP資格を保有しているスタッフがいることがあります。結果からいいますと正直あまりオススメはできません

理由は当然スタッフであればあくまでも販売推進のための話になるケースが多いため。また基本的には融資可能金額からの判断基準でお話しされるケースが多いです。

少なからずあなた自身もきっと検討している住宅を気に入っているのでしょう。もしくはまだその段階ではなくまず月々の支払いを考えてから検討するということもあるかもしれません。

説明する上で今の年収などから以下のようにお話することがほとんどかと思います。

注意点
  1. あなたの年収から融資可能額がこのくらい可能だと思います。
  2. あなたの年収では、現在の支払いがこのくらい可能です。
  3. あなたの年収から、このあたりの物件がおすすめです

不動産業者が「この収入ですと現状だと住宅の購入はオススメしません」という発言はしないでしょう。あなたのことを考えての話ではなくあくまでも家を買うにはどうすればいいのかをベースに話をしてきます。

これはあなたのための発言にならない可能性がありますので、気を付けてください。

また紹介されるファイナンシャルプランナーすべてがそうというわけではないのですが、基本的に不動産業者から紹介されるFPは無料相談できることが多いですね。なぜなら契約ベースで不動産から支払われるケースが多いから。

いわば営業職なのです。契約をすれば歩合が発生する。契約をしなければただ働き。という選択肢だったとした場合あなたでしたらどちらを選びますか?当然頑張って契約をする方向性に持っていきますよね。

また、紹介したファイナンシャルプランナー(FP)が有料だったとしても紹介された不動産業者に紹介料として金銭が発生しているケースもあります。どちらにしても紹介している場合はお互いにWINWINの関係になっています。

このように大半の場合、完全な第三者の目での判断ではなくなってしまうケースが多いです。しかしながら不動産業者のスタッフもしくは紹介ということは、少なからず住宅ローンに対しての相談が多いことが予想されます。

住宅に関しての専門的な助言もしてくれますのであなた自身購入に前向きであり、後押しが欲しいけどちょっと不安があるということであれば不動産業者や不動産業者からの紹介のFPはオススメです。

取り扱いする銀行のFP資格保有者

各銀行にはFP資格を持っており、資産運用や相談に乗ることができるスタッフがいます。普段利用している金融機関で住宅ローンを組むことを考えている場合は当然無料相談になりますので、利用価値はあるかと思います。

現在の資産状況等も相手のほうで見ることもできますし、話が早いケースもあります。普段から資金計画のなどの相談をしているということであれば同じように相談をするのがいいでしょう。

デメリットとしては住宅ローンなどをその相談している銀行のプランでしか話をしてくれないこと。今は低金利になっているので変動金利がオススメにはなっていますが、その中でも各銀行によりかわってきます。人により支払いのメリットは変わるのです。

またネット銀行の住宅ローン参入により現在ネット銀行で住宅ローンを組む方も多くなってきています。様々な銀行の中からあなたにあった住宅ローンを選ぶ権利がありますが、普段使っている銀行1行のみで選ぶのということは正直もったいない選択肢だと思います。

専門のファイナンシャルプランナー(FP)

しっかりと計画を組んで相談に乗ってほしいというのであれば無料相談できるサイトが一番オススメかと思います。

理由は専門で行なっているから。ファイナンシャルプランナーに相談する内容としてはお金全般です。当然住宅ローンでの相談も内容に入ってきます。過去の経験により知識を持ったFPに相談することができ、なおかつ正当な目で相談にのってくれます。

ファイナンシャルプランナーに相談することはあくまでも第三者の目で客観的に見ていただくことができることに本当の意味があると考えます。

その部分から考えるとこういったサイトを利用し、安心できるファイナンシャルプランナーを選んでいくのが一番妥当であり信頼できるかと思います。

デメリットを伝えると相談する上でお金が発生するケースがあること。専門である以上その行為にはお金が発生します。しかし、お金を払うことで今後の35年と続く住宅ローンに対する不安が少しでも解消することができるのであれば、きっと有益なものになるかと思います。

けれどもこちらのサイトでは無料で相談が可能です。

住宅ローン相談はFPへ
  • 住宅ローンについてよくわからない
  • 住宅ローンを使うのに不安がある
  • 住宅ローンの頭金はどのくらい必要?
  • 固定金利と変動金利どちらが合っている?
  • ライフプランの見直しをしてから住宅ローンを使いたい
  • 住宅ローンで無理なく借りるには?
  • 団体信用生命保険(団信)と重複する保険の見直し
  • 家計の相談
  • 老後資金の相談
  • 教育費・子育て費用の相談
住宅ローンの無料相談できるサイトを見てみる

ファイナンシャルプランナーへの相談料

ファイナンシャルプランナーに相談するには費用が掛かるケースとかからないケースがあります。

住宅ローンを相談するにあたり、FP資格保有者に相談するなど関連業者だった場合無料の場合が多いですね。た、銀行でのFP資格保有者への相談に関しても同様です。

平均相場としては無料~1万円ほど。高くても2万円ほどで見ておけば間違いないかと思います。

中立的なファイナンシャルプランナーに無料相談する内容の記事

まとめ

まとめ

今回は住宅ローンを組むうえでファイナンシャルプランナーへの相談する上でのメリットデメリットを中心にお話しました。

人生の半分近くを組む可能性のある住宅ローン。やはり不安はあるかと思いますが、できる限り今後のことを想定しながら生活したいですよね。そのためにもぜひ一度FPに相談し、あなたの家計や資金計画を見直してみてもいいかと思います。

住宅ローンの相談に関してのキーワードは「第三者の目で客観的に」です。

あなたの夢のマイホーム。住宅ローンの参考にして幸せな人生計画を送ってください。