住宅ローンを借り換えないと損をする?借り換え時のポイントを紹介

住宅ローンを組んだ時より金利が安くなってる。借り換えした方がいいのかな?借り換えで失敗しそうで不安。
今回は、このような疑問に答える内容となっています。
- 住宅ローンの借り換え時に注意する点
- 住宅ローンの借り換えるメリット
この後、上の2点について詳しく説明していきます。
住宅ローンの借り換えを検討している方、借り換えるメリットを知りたい方を対象としています。
Contents
- 住宅ローンを高い金利で支払い続けることの問題点
- 住宅ローンの金利の状況
- 低金利の時の考え方
- 住宅ローンの借り換え前の対策
- 住宅ローンの借り換えとは?
- 住宅ローンを借り換える3つのメリット
- 住宅ローンの返済額が減る
- 長期固定金利に切り替えることができる
- 団体信用生命保険の補償を充実させることができる
- 住宅ローンの借り換え時の注意点
- 住宅ローンの残高と残年数
- 契約している住宅ローンの金利を把握する
- 住宅ローンの借り換えには手数料がかかることを忘れない
- 住宅ローン借り換えオンラインサービスを利用する
- まとめ
住宅ローンを高い金利で支払い続けることの問題点
住宅ローンの借り換えが面倒。借り換えてもさほど変わらないよね。そんななんとなくで高い金利で住宅ローンを支払い続けるとどのような問題があるでしょうか。
住宅ローンの金利の状況
2020年現在の金利の状況はどのようになっているでしょうか。
2016年1月に日本銀行がマイナス金利政策を導入以降、個人向けの住宅ローンは低金利を維持し続けています。
低金利の時の考え方
「住宅ローンを契約した時より、金利が低くなっているならば借り換えをすれば得するのでは?」と考えている人も増えてきています。
高い金利のまま支払いを続けていると、長期間家計を圧迫し、数百万単位で「損」をしてしまうので、当然です。
しかし、金利が低いからといって、安易に借り換えをするのはおすすめできません。残高や残年数によっては、総支払額を増やすことに繋がりかねないからです。
住宅ローンの借り換え前の対策
「損」をせずに住宅ローンの借り換えを行うためには、借り入れ状況や金利、期間を慎重に計算することが重要になってきます。
ただ、一言で慎重に計算すると言っても、全てを考慮して見直すことは、簡単ではありません。
無理をせず金利の比較も踏まえて、「プロに代行を依頼する」か「専門のサービスを利用する」ことをオススメします。
この後、「借り換えを検討する時におすすめのサービス」と「住宅ローンの借り換えをするメリットとデメリット」についてご紹介していきたいと思います。
住宅ローンの借り換えとは?
金融機関などから借りている住宅ローンを、新規の借り入れ先から借りなおし、一括返済することを「住宅ローンの借り換え」といいます。
住宅ローンを借りた時よりも、「金利が低くなった」、「返済条件が良い」など、あなたに合う条件の商品があれば、住宅ローンを借り換えることで数百万単位の「得」をする場合もあります。
住宅ローンを借り換える3つのメリット
住宅ローンを借り換えることによって、以下の3つのメリットがあります。
- 住宅ローンの返済額が減る
- 長期固定金利に切り替えられる
- 団体信用生命保険の補償を充実させられる。
上記の3つのメリットは、家計に大きく影響するはずです。3つのメリットによって、どのように影響があるのかについて解説していきます。
住宅ローンの返済額が減る
住宅ローンの借り換えで返済額を減らす事ができる理由は、「金利」と「返済期間」です。
金利
現在借りている住宅ローンの金利より低い金利に借り換えをできる可能性があります。「金利」が下がると、元金にかかる金利が下がり、総支払額から利息分(金利)を減らすことができるというわけです。
返済期間
返済期間を短くすることで、金利がかかる期間が減り、総返済金額を下げる事が出来るのです。
実際に、住宅金融機関支援機構が発表した結果によると、借り換えをした人の72.1%の人が返済期間を短くしています。
注意点
返済額を減らす事ができる借り換えですが、注意点もあります。それは、極端に返済期間を減らすことはしないほうがいいという事です。
せっかく、金利を下げて支払額が減っても、期間に余裕がなければ、負担になりかねないからです。余裕を持った返済期間で、現在よりも低金利の住宅ローンを、探してみてください。
長期固定金利に切り替えることができる
2つ目のメリットは、金利のタイプを変更できることです。
どの金利タイプがいいのかは、今後の社会の状況によって変わるので、一概に言えません。しかし、超低金利(2020年現在)の今、今後の金利が上昇する可能性を考慮して、長期固定金利に切り替える人の方も少なくありません。
長期固定金利は、10年、20年など期間を選ぶことができ、選択した期間中は金利が変わらないからです。変動金利で借りていて、将来の金利上昇が不安な方は、長期固定金利に切り換えを検討してみてください。
団体信用生命保険の補償を充実させることができる
最近の団体信用生命保険には、様々な内容のものが用意されています。従来の団体信用生命保険は、契約者が返済期間中に病気や不慮の事故で死亡、もしくは高度障害を負った時に、ローンの残債が0円になる保険だけでした。
それが、最近では、「がんや脳卒中、急性心筋梗塞などの病気になった場合」に、住宅ローンの残債が保険金として支払われ、残債0円になる保険などが用意されているのです。
当然、以前に従来の団体信用生命保険に入った人の中には、「がんや脳卒中、急性心筋梗塞などの病気になった場合」にも有効な団体信用生命保険の方がいいと言う方も少なくありません。
しかし、契約期間中の変更はできないという契約になっている事がほとんどです。その問題も借り換えをしてしまえば解決する事ができます。
借り換え時に団体信用生命保険も見直しができるのです。借り換えのタイミングで、今よりも内容が充実した保険に見直しをしてみてください。
住宅ローンの借り換え時の注意点
借り換え時のプラン選びは難しいうえ、状況や残債によっては、借り換えをすると「損」をする可能性もあります。
実際に、「金利が低い」という理由だけで借り換えてしまい、後悔をされている方も少なくありません。
では、住宅ローンを借り換える際の注意点を紹介していきます。
住宅ローンの残高と残年数
まず、検討する前に住宅ローンの残高と残年数を確認してください。一般的に、住宅ローンの借り換えを行って、「得する」と言われている期間や条件があります。
ローン残高 | 1,000万円以上 |
残年数 | 10年以上 |
借り換え時にかかる諸費用を考慮すると、上記の条件に合う人が適していると言われています。金利同様に、金額や期間は「大きく差」があることが「得」をするうえで重要なポイントだからです。
差がない状況で借り換えを行うと余計な支出がかかり、総支払額が増える可能性があるので注意してください。
契約している住宅ローンの金利を把握する
変動金利で借りている方は、毎年4月1日から10月1日現在のローン基準に基づいて、金利の見直しをされます。
ここで注意するのが、4月の見直し金利は7月、10月の見直しは、翌年1月から適応されるということです。
ちなみに、2020年現在は長期間にわたり超低金利が続いているので、しばらく大幅な増加の可能性は低いといえます。ただし、借り換えの検討時期を見誤ると、損をする場合があるので、注意が必要です。
今現在、自身の契約に適用されている金利が何%なのかを、正確に把握しておくようにしてください。
住宅ローンの借り換えには手数料がかかることを忘れない
意外と見落としがちなのが手数料などの諸費用です。住宅ローンを借り換える際、最初の借り入れ時と同様に、保証料や事務手数料などの諸費用がかかることを忘れないでください。
- 事務手数料
- 保証料
- 印紙代や登記関連費用
- 繰上げ返済手数料(元の借入先)
その他にも、既存の住宅ローンを繰上げ返済すると、抵当権抹消登記(融資を受ける際に、不動産を担保に設定された抵当権を登記から抹消されること)と、新規の借り入れ先に対する抵当権設定登記を行う必要があります。
そこでも、登記時に発生する印紙代や司法書士に支払う報酬など、諸費用がかかることを覚えておいてください。
住宅ローン借り換えオンラインサービスを利用する
住宅ローンを自分自身で比較するのは難しく、手間や時間がかかります。その面倒なことを代行してくれるサービスがあります。それが、「住宅ローン借り換えオンラインサービス」です。
住宅ローンの金利比較や仮審査の申込み、書類収集など借り換え完了まで、あなたのお手伝いをしてくれます。自分でやることに不安を感じる方は登録してみてください。
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まとめ
数多く存在する金融機関の中から、残高や適応金利を考慮して、適したプランを見つけることは簡単ではありません。万が一、金利や時期を見誤ると、損をして余計な支出を増やす可能性もありえます。
家計の負担を減らす為の借り換えだからこそ、慎重に時期や金利を選ぶ必要があるのです。住宅ローンの借り換えを考えているのなら、住宅ローン借り換えオンラインサービスを利用し、プロに代行してもらうことを検討してみてください。