住宅ローンの選び方。固定金利と変動金利のメリットとデメリットを徹底解説

生活

住宅ローンの金利は固定と変動どちらがいいのか分からない。メリットとデメリットが知りたい。

今回はこのような疑問に答える内容となっています。

  1. 住宅ローンの金利の種類を解説
  2. 固定金利のメリット・デメリット
  3. 変動金利のメリット・デメリット
  4. 固定期間選択型のメリット・デメリット
  5. 住宅ローンを選ぶ際に注意すること

この記事では、上の5つの点について詳しく説明していきます。

住宅ローンを借り入れする際に、どの金利プランを選択すれば良いのか、難しく感じると思います。住宅ローンの借り入れ前に確認してみてください。

住宅ローンを借り入れする予定のある方、住宅ローンについて詳しく知りたい方を対象としています。

Contents

  1. 住宅ローンの借り入れについて
    1. 住宅ローンの金利の違い
    2. 住宅ローンはライフプラン・家族構成を考慮
  2. 住宅ローンの金利の種類
  3. 住宅ローンの固定金利型
    1. 固定金利とは
    2. 固定金利を選ぶメリット
    3. 固定金利のデメリット
  4. 住宅ローンの変動金利
    1. 変動金利とは
    2. 変動金利を選ぶメリット
    3. 変動金利を選ぶデメリット
  5. 住宅ローンの固定期間選択型
    1. 固定期間選択型とは
    2. 固定期間選択型のメリット
    3. 固定期間選択型のデメリット
  6. 住宅ローンを選ぶ際に注意するべき点
    1. 金利は景気の影響を受ける
    2. 返済年数はプランで決まる
    3. 住宅ローンは金利だけで決まらない
  7. まとめ: 自分に合った金利の種類を選ぶ

住宅ローンの借り入れについて

住宅ローンの借り入れ

住宅ローンの借り入れで、ほとんどの人は目先の金利の低さに着目して選択していますが、それは非常にリスクが高い選択です。

住宅ローンを選ぶうえで、金利は非常に重要なのも間違いありません。金利が0.1%違うだけでも実際の総支払額は大きく違うからです。

住宅ローンの金利の違い

住宅ローン返済は高額なうえ、20年、30年と長期間に渡って返済をしていくので、金利プランによっては将来を苦しめかねないと言う事です。

慎重に金利を選ぶのは当然ですが、長期的に見たメリットやデメリットにも目を向ける必要があります。

住宅ローンはライフプラン・家族構成を考慮

住宅ローンの借り入れをする場合、自身の家族構成やライフプランを考える必要があります。

子育てや老後にどのくらいの費用がかかるのか、ご自分で考えることができないのであれば、FPに相談することをおすすめします。

上の関連記事をご覧ください。ファイナンシャルプランナーに相談するメリットを知ることができます

金利について詳しく知りたい方はこの先を読み進めてみてください。




住宅ローンの金利の種類

住宅ローンの種類

住宅ローンの金利は、以下の3つになります。

POINT

  • 固定金利型
  • 変動金利型
  • 固定期間選択型

金利選びは、住宅ローンを選ぶ際に最も重要なポイントです。だからこそ、それぞれの金利の特徴を知る必要があります。

住宅ローンの固定金利型とは

固定金利型のメリット・デメリット

将来的に、金利に振り回されることなく、安定して返済したい方にオススメです。新婚や子供の教育資金など将来のライフプランが立てやすく、余裕を持って返済をすることができます。

固定金利とはト

固定金利は、数十年、全期間など、住宅ローンの借り入れから一定期間の金利が固定されているプランです。

固定期間は、あなた自身で選択することができ、選択した期間中は金利が変動しても返済額が変わらないのが特徴です。また、借り入れ時に、返済終了までの月々の返済額や総支払額を把握することができるので、明確なライフプランが立てやすくなります。

固定金利を選ぶメリット

固定金利のメリットは、「金利が固定されている安心感がある」ことや「返済額が一定」なので将来のマネープランを計画しやすい」が挙げられます。

金利が固定されている安心感がある

固定金利は、金利が固定されているため、社会の状況が変わり金利が上昇しても影響を受ける心配がないということです。

返済額が一定なので将来のマネープランを計画しやすい

借り入れ時の金利が適用され、毎月の支払額や総支払額を把握することができるので、出産や子供の教育資金への備えなど明確にマネープランを計画することができます。

固定金利のデメリット

固定金利のデメリットは、「変動金利に比べ金利が高く設定」され、今後、「低金利が続けば変動金利より返済額が大きい」ことが挙げられます。

変動金利と比較すると、金利が高いため、低金利が続けば返済額が多くなるわけです。また、金利が高い時に借りてしまうと高金利のまま返済をすることになり、家計への負担も多大なものになってしまいます。

住宅ローンの変動金利

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半年に1度、金利の見直しをされる変動金利は、返済資金に余裕がある方や共働き世帯、借入金が少ない世帯にオススメです。

低金利のうちに、繰上げ返済をすることや、金利が上昇しても柔軟に対応できると、総支払額を減らすことができます。

変動金利とは

変動金利は、定期的に金利の見直しがされ、市場の変動に合わせて金利が変わるプランです。

一般的に、金利プランの中で1番低く金利が設定されています。4月と10月に金利の見直しをされ、金利の変動によって返済額が設定されます。

しかし、見直しごとに返済額が変わるわけではありません。決まった返済額の中で、「元金と利息」を調整するために行います。

変動金利を選ぶメリット

変動金利の最大のメリットは、「金利が低く設定されている」ことです。

社会が低金利水準の傾向にあると、返済額を下げることができるので、月々の返済額が安くなります。また、金利が低いため、利息分が減り、効率よく元金を減らせることが魅力です。

また、金利が上昇しても「返済額は125%しか上がらない」という「125%ルール」が設けられています。5年ごとに返済額が更新され、前回の金利より大幅に上昇しても125%しか増えることはありません。

例えば、10万円の返済額なら、5年後はどんなに金利が高くても12万5000円が上限額になります。ただし、実際の返済額が135%アップしていた場合、10%が免除されたわけではなく、次回の更新に繰り越されるので注意してください。




変動金利を選ぶデメリット

変動金利のデメリットは、金利が上昇すると、「利息の割合が多くなり、返済額が増える」ことが挙げられます。

5年見直しルールが設けられていますが、返済額に変化がなくても利息分の割合が増え、元金が一向に減らないことが起こりえます。

簡単に言うと、利息分だけ多く払い、元金が減らず、後々支払いが厳しくなるのです。金利が低いので、非常に得に思えるプランですが、リスクが高いことも覚えておいて下さい。

住宅ローンの固定期間選択型

住宅ローンとは

子供の進学などで支出が多い時期に、金利を抑えて返済額の負担を減らしたい方にオススメです。

固定期間選択方は、あなたの家庭状況に合わせて、期間を設定できるので、大きな出費に備えることができます。

固定期間選択型とは

固定期間選択型は、あなた自身で期間を選ぶことができるプランです。

固定金利同様に、一定期間の金利が固定されています。固定期間は、2年、3年、5年、10年、15年などから選ぶことができ、年数が短いほど金利が低くなるのが特徴です。

期間終了後は、「変動金利」に変更や「その時点での金利で期間」を再選択することができます。ただし、住宅ローンの商品によっては、変動金利に変更が確約されているものもあるので注意してください。

固定期間選択型のメリット

固定期間選択型は、「期間を自分で選択することができる」ことや「全期間固定金利より金利が低く設定されている」ことが挙げられます。

一般的に、全期間固定金利に比べ、金利が低く設定されているのが特徴です。期間を自分で選ぶことができるので、あなたのライフプランに合わせて、一定期間返済額を抑えることができます。

出産や子供の教育費がかかる予定がある場合は、その期間金利が固定されるので、金利上昇に不安をかかえることなく返済をすることが可能です。




固定期間選択型のデメリット

デメリットは、「期間終了後、金利や返済額の上限が設定されていない」ことです。

変動金利のように上限が設定されていないので、金利が大幅に上昇する可能性があります。

もし、契約時の金利から上昇した場合、返済額も大幅に増えることになります。返済期間の設定を熟慮せずに選択をしてしまうと、出費が重なり、最悪の場合、返済が困難になってしまうので注意してください。

ライフプランを、ある程度決めてから選択することをオススメします。

住宅ローンを選ぶ際に注意するべき点

注意する

現在続いている低金利は、今後も続くとは限りません。社会の情勢が変われば、大幅に上昇する可能性があります。万が一に備え、事前に準備しておくことが重要です。

金利は景気の影響を受ける

金利は、社会の景気によって決まります。景気が悪くなれば金利は低くなり、逆に、景気が良くなると高くなります。理由は、景気が良くなれば人々の収入が上がり、消費や投資が活発化されます。

そのため、モノや設備投資などお金に対する需要が高まるので、金利が上昇するのです。

反対に、景気が悪くなると、消費が減り貯蓄にお金を回すようになるため、お金の需要が減り金利が低下していきます。今後、世の中の景気がどのように変わるのかは誰にもわかりません。

2020年のコロナウィルスのように、いきなり社会情勢が変わることもありえます。景気が変化しても、焦らずに対応できるよう、日頃から準備しておくことが重要です。

返済年数はプランで決まる

返済期間は、プランによって異なりますが、最長35年まで選択することができます。しかし、借入期間が長い分、金利が上がるリスクが高くなります

長い返済期間の間、金利の変動が起こり、全期間固定金利以外のプランを選択した場合は、影響を受ける可能性が高いと言えます。

現在長い間、金利に大きな変動はなく、低い金利水準が続いています。しかし、これは決して当たり前の状態ではないと言うことを覚えておいて下さい。

無理のない返済期間を設定することが前提ですが、なるべく短い期間で返済を終えることを意識して余裕を持った返済計画を立てることが必要です。

住宅ローンは金利だけで決まらない

住宅ローンの金利は低い方がいいのは間違いないですが、実際は事務手数料・保証料・諸費用がかかってくるため、金利が低い金融機関が総支払額でも一番少なくなるわけではありません。

住宅ローンを選ぶ場合は、総支払額を考慮します。以下の関連記事では、住宅ローンの一括審査を行うことができ、総支払額での比較も行うことが可能です。使ったことがない場合は、ぜひお試しください。

まとめ: 自分に合った金利の種類を選ぶ

まとめ

冒頭でも触れた通り、住宅ローンを組むうえで、金利選びは重要になります。どのプランを選ぶかによって、あなたの家計に大きく影響を及ぼすからです。もし、プランの選択を見誤ると、返済が困難になり、マイホームを手放すことも起こりかねません

そのようなことが起こらないように金利プランのメリットやデメリットを、正確に把握をすることが大切です。