2020Macでデュアルモニター・トリプルモニター環境を作る方法

デュアルモニターやトリプルモニターにすると配線もごちゃごちゃして作業効率が上がるどころか、逆に落ちちゃうんじゃないかな?
今回は、このような疑問に答える記事を書きました。
結論から言うと、USBハブという物を使用すると、配線もまとまりデスクの上もきれいになります。
- デュエルモニター・トリプルモニター用に使ったUSBハブの紹介
- 2020年のMacでマルチモニター環境を作る方法を紹介
自分は2020年のMacBook Proを購入したため、このMacで動作確認しています。会社支給の2019年の16インチMacBook Proでも動作確認済です。
ノートPCを使っていてモニターを増やしたい方、デュアル・トリプルのモニターを使う環境を作りたい方は最後までご覧ください。
目次
- Macで作るマルチモニター(デュアル・トリプル)完成形を紹介
- 2020 MacBook Pro13インチ
- CalDigit USB-C Pro Dock
- DELL P2419HC(2枚)
- Display Port
- SanDisk ポータブルSSD エクストリーム プロ 1TB(おまけ)
- エルゴトロン LX デスクマウント(おまけ)
- Macと外部モニターを接続する方法
- Macから直接外部モニター2枚に直接接続する方法
- CalDigit USB-C Pro Dockを使い外部モニターに接続する
- まとめ
Macで作るマルチモニター(デュアル・トリプル)完成形を紹介
今回、2020年のMacBook Proでマルチモニター環境を作るために、できるだけ配線をシンプルするという点にこだわりました。
使用した機器は以下になります。
- 2020 MacBook Pro13インチ
- CalDigit USB-C Pro Dock
- DELL P2419HC(2枚)
- Display Port(2本)
- SanDisk ポータブルSSD エクストリーム プロ 1TB(おまけ)
- エルゴトロン LX デスクマウント(おまけ)
2020 MacBook Pro13インチ
参照元: Apple
2020年のMacBook Pro13インチは4つのUSB-Cポートがついています。少し前のMacBook Proは2つしか付いていない物もあるためマルチモニターにするには、少し大変なのです。後ほど解説していきます。
外部モニターを使うと、メモリーも使うので多めに積んでおくほうが良いとのことです。それでも16GBも積んでれば充分な気がします。
CalDigit USB-C Pro Dock
参照元: Amazon
USBハブと呼ばれる物で、MacにはUSB-Cと呼ばれるポートが4つ付いていますが、SDカードを使ったり、USB-Aというタイプの物を使いたい時に使えないので変換するための機器となります。
これ一つで、画像にあるタイプの物が全て使えるようになります。この機器のすごいのは、この機器を電源につなぐことでMacの充電もできるし他の機器にも電源を供給することができる点です。つまりこの機器にMacを接続すると、直接Macを電源に繋げなくても良いということです。
DELL P2419HC(2枚)
このモニターは、HDMI, DisplayPort, USB-Cでつなぐことが可能です。少し前のモニターはHDMI, DVI, VGAという物が主流でした。Macについている4つのポートはUSB-Cなので、安く済ませたい場合は、Macから直接USB-Cでつなぐだけでマルチモニターが完成します。
USB-Cでつなげるモニターはまだ高い物が多いですが、こちらは2万5000円以下で買えるので、安い方だと思います。解像度は高くないためこだわる場合は違うモニターがいいかもしれません。
Display Port
先に解説した「CalDigit USB-C Pro Dock」を使うために、このDisplayPortという規格の物を使いモニターに接続します。そのためにケーブル2本準備します。上のDELLのモニターには2本付属されていました。
SanDisk ポータブルSSD エクストリーム プロ 1TB(おまけ)
参照元: Amazon
これはマルチモニターとは関係ないですが、「CalDigit USB-C Pro Dock」につないで置くとMacをつないだ時に勝手に認識するのと、高速で動作するのでおすすめです。エクストリーム プロとそうでない物があるので注意。どの程度の差があるのかは確認してみてください。
エルゴトロン LX デスクマウント(おまけ)
参照元: Amazon
2枚のモニターをデスクにおいてもいいですが、モニターアームを使い浮かせると自由な位置にセットできるのでおすすめです。1つのモニター3.2㎏から9.1㎏まで対応しています。もし今後重たいモニターに変えることになっても使えますね。
安いモニターアームを使うと、だんだんと下がってきたりするので、こちらのモニターアームであれば問題ないです。
Macと外部モニターを接続する方法
Macから外部モニターにつなぐ方法はいくつかあると思います。直接つなぐ方法、USBハブを使い接続する方法。今回、2つの方法について解説します。
Macから直接外部モニター2枚に直接接続する方法
例えば、Macから直接外部モニター2枚につなぐと、2枚のモニターにつなぐ線が2本、電源につなぐ線が1本と最低でも3本の線がMacから出ることになります。外出するときに3本の線を外してどうのこうのってやる必要があります。面倒ですね。
さらに新しいMacの場合、4つのUSB-Cポートがついているので、この方法も可能ですが、古いMacの場合は2つしかUSB-Cポートがついていない可能性もあります。その場合、2つの外部モニターに接続することと電源を取れなくなります。
どちらにしてもMacを使う場合、USB-A, SDカードなどの機器に接続することが多いためUSBハブと呼ばれる物を使うことになると思います。
CalDigit USB-C Pro Dockを使い外部モニターに接続する
「CalDigit USB-C Pro Dock」を使うと上の画像のようになります。CalDigit USB-C Pro Dockから電源につなぐのでMacからは接続するのはCalDigit USB-C Pro Dockだけになります。Macの充電もできるし、CalDigit USB-C Pro DockにiPhoneをつなぐとiPhoneも充電できます。
接続がシンプルになるだけでなく、USB-AやSDカード、またLANにもつなげることができます。今回購入した「SanDisk ポータブルSSD エクストリーム プロ 1TB」にもつなげられます。
DisplayPortを使う理由はCalDigit USB-C Pro Dockに2つあるためです。こちらの機器はUSB-Cも2つありますが、一つはMacからつなぐため残り一つしかありません。
まとめ
複数の外部モニターにつなぐと配線がごちゃごちゃなりやすいです。それを避けるためにCalDigit USB-C Pro Dockを使いました。少々高価なものになりますが、いろんな機器をつなげるので満足です。
モニターがUSB-CやDisplayPortに対応していなくても、USB-Cから変換する線を用いて直接モニターに接続も可能だと思います。
費用はそれなりにかかりますが、作業効率は間違いなく上がります。費用も含めてご自分に合った環境を作ってみてください。