親と新築に同居。病気の親と苦労した引越し
こんにちは。
1月は有給休暇を使い、新築で両親と一緒に住むために実家の片付けをして引越しの準備をしていました。苦労した内容については以下の記事の中に書いています。
今回は実際に引越しのため再度実家に戻り両親を連れてきました。これは想像以上に大変でした。病気の両親を実家から連れてくることの大変さをお伝えできたらと思います。
新築のお家を買う方で両親と同居するという選択肢をとる方は少ないかもしれません。けれども親が高齢になった時に自分の家に連れてきて面倒を見るという可能性は誰にでもあることだと思います。
今回は将来、親の面倒を見る可能性がある方にむけた内容となっています。両親を面倒みるためにすべきことはたくさんあり、それがどれほど大変かということをお伝えできたらと思います。
引越し前の両親の状態について
過去の記事で建築中に両親がガンになったという記事を書いています。
ガンと闘病している両親と同居するために、少しでも調子が良い時にタイミングをみて我が家に連れてこようと準備をしていました。
現在の両親の状況は、母親はかなり回復しバスに乗って病院に行ったり買い物をしたりできるようになっていますが、父親は末期のガンなので寝たきりに近い状態です。
実家にいる時は入院しており抗がん剤で治療を続けていた父が、一旦治療が終わり痛みが和らいできました。
闘病中の親を引越しさせるためにはかなり準備が必要です。体調の問題、病院の問題などタイミング良く引越す必要があるからです。
痛みが和らいだとはいえ、寝たきりの状態なのでトイレまで歩くこともできません。食事もほとんどできていないため、骨と皮しかないような体になってしまいました。
弱っていく親を見ているのは本当に辛いですが、これから介護していこうと決めたので、両親と住むために建てた家に連れてきました。
引越しのスケジュールは余裕を持つことがおすすめ
我が家の場合、引越しの準備をしはじめてから引越しをするまで3週間はないくらいでした。
引越しの見積りから役所の手続き等すべてをその期間でやる必要がありました。正直、一人ではどうにもならないため親戚に助けを求めました。なんとか家の中を空っぽにすることができましたが40年以上住んだ家の荷物を2、3週間でなんとかするのは難しいです。
たまたま我が家の親戚は、トラックを持っていたりゴミの処分の仕方を熟知していたため片付けを完了することができましたが、普通は数ヶ月の期間を見ておいた方がよいかと思います。
高齢で病気の両親にとって引越しというのはかなりきつく荷物をまとめるのにかなり苦労されていました。もし自分が手伝いできないという場合は、業者に頼むということも可能ですが安くても50万〜100万くらいは覚悟しておいた方がよいとのことでした。
そして僕のスケジュールもかなりハードで自分で計画したものの、ちょっと無理しすぎかなと思い反省しています。日程を以下のようにしました。
- 金曜日に仕事後、夜行バスで実家に移動。土曜日の朝に到着。
- 土曜日の午後に引越しのため、到着後に荷づくりの手伝い。そして土曜の夜に車で実家を出発
- 日曜日の朝に我が家に到着。引越しの荷物がつくため対応
夜行バスは寝れるのでなんとかなるかと思ったのですが、意外と寝られないんですよね。土曜日の夜に車に両親をのせて運転して出発した時点でかなり眠かったです。
しかも出発した時は雪がかなり降っており道路もツルツルのため気が抜けませんでした。
金、土とほぼ寝れず、日曜の夜まで動き続けていたためちょっと危なかったです。
引越しの移動で大変だった点
父親が寝たきりで車移動が大変だった
今回は実家にある車を我が家の方に持っていくため寝たきりの父親をファミリセダンで連れていかなければなりませんでした。寝たきりのため寝せて連れていく必要があります。
またトイレの問題もあります。どのように連れていくかはかなり悩みましたが、父親も頑張ると言ってくれたため自分もなるべく負担をかけないように準備しました。
とりあえず寝たきりなので寝る体勢で移動できるように、シートを倒してなるべく広いスペースを作りました。今流行りの車のようにフラットになるタイプならいいのですが、父親の車は昔のセダンなのでフラットにならないためシートを倒しても凸凹しています。
それでも厚めの布団を車に敷いて寝れるようにしました。体勢を変えるのが難しかったりで道中も痛みが出てきたようで、たまに痛いと言っていました。
少しでも早く我が家について、ベットで横にしてあげたいと思い、500kmくらいまでは給油以外では、ほぼ休憩なしで走り続けました。
残り150kmで力尽き、30分くらいパーキングで寝てしまいました。調べると他にも移動手段はあったのかもしれないですが、今回は時間がなく自家用車で行くしかなかったため大変でした。
長距離の引越しは大変
650kmという距離の引越しのため、引越し屋さんでも土曜に積み込みをして、日曜に荷物を下ろすという計画になっています。
ちなみに今回もさかい引越しセンターでした。アート引越しセンターとどちらかということで、営業さんはアートさんがよかったと感じたのですが、見積りで2万円の差がでました。以前の引越一括見積りのサイトで引越した時も、さかい引越しセンターが安かったです。
少し話がそれましたが、運転手が自分のみで睡眠時間も取れてない状況で、天候も雪、などなど条件も良くなかった中での650kmという距離を運転するということは本当にキツかったです。
引越し後は片付けも大変
実家の片付けも大変でしたが、引越し後も大量の荷物の片付けが待っています。今回の引越しでは段ボールにして50個くらい。衣装ケースが15個くらい。その他もろもろありました。そしてとにかく布団が多い。
少しずつ整理をしていますが、僕の書斎が大変なことになっています。上記の関連記事の「Web内覧会2019書斎・納戸」で紹介した時はシンプルな白で統一して勉強しやすい書斎をめざしていましたが。。。
机は変わっていませんが、向きを変えました。理由は納戸に収納する布団が多く、向きを変えた方がたくさんの荷物が入るからです。
これが現実です。3畳しかない納戸兼書斎の半分以上は布団で埋まりました。もうシンプルとかすっきりというイメージはなくなり、どうでもよくなりました笑。これも仕方がないことですね。
布団はそんなにいらないと言ったのですが、捨てられないとのことで10人分くらいはあるのではないでしょうか?
引越し後感じたこと
引越しが終わり両親と住み始めました。新築で建てる時、両親と住むために家を建てたので、やっとという気持ちでした。
引き渡しから3ヶ月たち一緒に住むことができました。両親は僕の親なので、これから妻と両親が仲良く暮らしていけるように僕が気を遣わなければならないと感じています。
これから病院の送り迎えやお世話が増えますが、それも親孝行と思ってがんばりたいと思っています。