木造軸組工法のメリット・デメリット
お家ブログ始めて2ヶ月以上が経ちました。
なんだかんだ毎日更新して60日以上経つわけですが、ブログではお家が建つまでのこと、建ってからのことの比較など書いていこうと始めてみたわけです。
ブログ書く上でお家のことについて自分なりに調べたり勉強が必要なのですが、2ヶ月間ブログを続けたお陰でいろいろと知識が増えてきました。
自分が知りたいことを調べる → ブログに書く
自分が買ったもの使ってみる → ブログに書く
このような流れでブログを書いているので、なんとか続けられています。こんな感じのブログを見てくれている方には感謝です。
まだまだ知らないことも多いので、ネタは尽きません。
今回は木造軸組構法について書いていきたいと思います。木造でお家を建てる方はどんな建て方くらいは知っておいても損はないと思います。
木造軸組工法とは。特徴を紹介
在来工法と呼ばれています。大手のハウスメーカーでも中堅のハウスメーカーでも基本的な作り方は変わらないと思います。2 × 4(ツーバイフォー)と比較されることが多いですよね。
木造軸組工法は柱で建物を支える作りです。さらに筋交い、金具等で強化していく手法です。
最初に柱、梁を作ってから耐力壁、屋根など作っていく工法のため間取り等の自由度が高いのが特徴です。ツーバイフォー(2×4)に比べて工期が長いという特徴もあります。
昔からある工法のため、業界全体でに浸透しているため増改築、リフォーム等がしやすいという特徴もあります。
費用もツーバイフォー(2×4)や鉄骨・鉄筋に比べて安いという特徴があります。
また湿気の多い日本で昔からある工法のため、風通しが良く大きな窓を付けたりするのに向いているという特徴を持っています。
木造軸組工法の耐震性は?
木造軸組工法という作り方が地震に弱いということではありません。
建築基準法が改正されてからは震度6、7で倒壊しない基準(耐震等級1以上)となっているため、それほど弱いということはないですが、他の工法に比べると弱いと言われていますね。
こちらにも書いていますが、耐震はいろんな条件で違いがでてくるので数値のみで判断すべきではないです。
地盤や耐力壁の配置、バランス、金具等。さらには構造計算などしっかりされている場合は、十分な耐震性が高いということです。
木造軸組工法とツーバイフォー(2×4)の比較
木造の家を建てる方法は主にこの2つの工法のため比較されることが多いです。簡単に5段階評価で比較してみました。(数値が高い方が評価が良い)
木造軸組工法 | 2×4 | |
---|---|---|
耐震 | 4 | 5 |
耐火 | 2 | 4 |
費用 | 3 | 4 |
自由度 | 5 | 3 |
品質にバラつきがない | 3 | 5 |
工期 | 3 | 5 |
気密性 | 3 | 5 |
木造軸組工法のメリット
- 間取りの自由度が高い。
- 大きな窓を設けやすい。
- 多くのメーカーが採用しているため、リフォーム等もしやすい。
- 建築費が安い。
柱と梁で建物を支えているため、柔軟にいろんな間取りに対応できるという点で自由度が高いです。そして大きな窓も設けやすいですね。
ツーバイフォーに関しては、対応できるリフォーム会社が少ないために、リフォームが難しいですが、木造軸組工法に関してはほとんどのリフォーム会社が対応しているためしやすいです。構造上の問題というよりはツーバイフォーの知識がある人がいるかどうかと思います。
ツーバイフォーとか鉄骨に比べると安いと思います。ローコストのツーバイフォーとかあまり聞いたことがないですよね。
木造軸組工法のデメリット
- 地震による揺れが大きい。
- 大工の腕の差がある。
- 工期が長い。
揺れに関しては大きいのかなと思います。ツーバイフォーとの比較になることが多いですが、ツーバイフォーは揺れが少ないのがメリットですよね。
工期に関しては長めですね。ツーバイフォーはあっという間にできてしまうイメージですが、木造軸組工法に関しては4ヶ月くらいは普通です。
木造軸組工法についてまとめ
木造軸組工法については、総合的に見てツーバイフォーより劣っている感がありますが、昔からの日本の技術が使われているため、まだまだ進化していくことと思います。
耐震性に関してもツーバイフォーとほぼ変わらないくらいの強さを持っています。和の家を好む方は木造軸組工法で日本らしい家を建ててほしいと思います。